デジタル格差やデジタル偏差値という言葉が様々な場所で使われるようになってきましたね。
私たちMIKsは3年ほど前から、スマホを教える現場をたくさん経験してきました。
150名以上のお年寄りの方々に教えてきて、リアルなデジタル浸透具合を肌で感じてきたため、その経験をこの記事でシェアできたらなと思っています。
コロナワクチンの騒ぎ
コロナワクチンが日本でも打てるようになって、予約地獄があったのはかれこれ一年前くらいになりますね。
この時期は想像以上に、デジタルができない人が多くでびっくりした記憶があります。
僕らのスマホ講座に参加してくれている方が、
「1日6時間電話をかけ続けたにも関わらず、結局ワクチンは取れない。。。」と言っていました。
僕たちもなるべく多くの方にワクチンをとって頂きたかったので、10人ほどの方をネットからワクチン予約をしました。これが意外と大変で、僕でも予約に手こずりました。
こんなのをスマホの使い方も分からない方が出来る訳が無いと直感で思いました。
今後、行政からデジタルの施策が出ても、大半のお年寄りの方々はチャレンジすることなく、その施策を見逃すでしょう。
デジタル=怖いもの、難しいものというイメージが付き過ぎているため、まずは楽しいと思ってもらえる工夫をしていかないとですね。
意外と楽しいスマホ機能
僕らはスマホは楽しい、そして便利だと思ってもらうことが目標です。
それさえ思ってくれれば、スマホを日頃から活用してくれるようになります。
僕らの講座で10人、スマホを使いこなせると言える方がいます。
その中で、全員が共通しているのが、「youtube」を楽しんで見ていることです。
スマホを始める前はyoutubeなんて障壁の高く、若者が見るものだというイメージが強いです。しかし、一歩ずつスマホをクリアしていくと自然とyoutubeにたどり着きます。
家でスマホを使う5割以上の時間をyoutubeで消費しています。
僕らがyoutubeにはまってしまうのと同様、お年寄りの方々もyoutubeにハマります。
僕らが決めつけて単純な機能を教えて、全然理解してもらえない。。と思ってしまう場面は、お年寄りの方がスマホ=楽しいと思えていないだけです。
そこら辺を意識してスマホを教えてあげると、彼らの生活をより豊かなものに変えることができるでしょう。
今日はこのくらいにしておきます!
何か聞きたいことがあったら、SNSやHPから質問ください!
記事にして書いていきたいと思います!